40歳中盤に差し掛かる私が今回紹介するのは、
Bluetooth®機能搭載ステレオラジオカセットSCR-B7
通称「俺たちの青春ラジカセ」です。
かつて私が子供の頃に家にありました。
武骨でメカメカしくて重量感がある・・・というか本当に重量があり、
子供だった当時の自分は持ち運ぶのに苦労した記憶があります。
↑当時実家にあったラジカセと私
そんなステレオラジカセですが、時代の流れとともにCDラジカセ、
そしてミニコンポに遷りかわってしまい我が家からも姿を消してしまいました。
ところが、追憶の中にしかなかったステレオラジカセが令和の時代に蘇ってきたのです。
ゴツゴツしてメカニカルな外観、重量は当時のままに、
中身は現代の仕様になって復活したので、それはもうおったまげーなわけです。
そこで、令和に生まれたステレオラジカセの使い方を解説してみたいと思いますので、
参考にしてみてください。
準備するもの
まず、メディアを準備しましょう。
Bluetooth接続であればスマートフォンなど、音楽コンテンツが入った機器を用意します。
USBメモリ接続、マイクロSD接続の場合はそれぞれMP3音源の入ったメディアを用意します。
そしてファンクションのレバーの位置はTAPE/OFFの位置にしておきます。
USBメモリ、マイクロSDを接続する
ファンクションのレバーの位置は「TAPE/OFF」の位置にした状態で、メディアを差し込みます。
差し込み口の向きに注意してください。
マイクロSDは画像の向きで差し込んで、「カチ」っと音がするように差し込んでください。
向きや位置がずれると上手く入りませんので、そんな時は無理に入れようとせずに再度入れなおしてください。
差し込んだら、ファンクションレバーを「BT/USB/m.USB」の位置にします。
USBメモリ、またはマイクロSDカードを認識すると信号音が鳴ります。
USBメモリ、またはマイクロSDカードは後から接続・認識したメモリーが優先して再生されます。
再生中は動作インジゲーターが赤色で点灯・または点滅します。
なお、USBメモリとマイクロSDの両方を差し込んだ場合、「MODE/FOR」のボタンを押すことで、
USBメモリ/マイクロSDのメディアの切り替えができます。
また、次に紹介するBluetoothの接続も行うと、Bluetooth→USBメモリ→マイクロSDの順番でメディアの切り替えができます。
スマートフォンとBluetooth接続をする
次はスマートフォンをBluetoothを使って初めて接続する方法を紹介します。
まず、先ほどと同じくファンクションのレバーの位置を「TAPE/OFF」の位置にした状態にします。
初めて接続する場合はUSBメモリ、マイクロSDは取り外しておきましょう。
ペアリングしたいスマートフォンのBluetoothをONにします。
ファンクションレバーを「BT/USB/m.USB」の位置にします。
動作インジゲーターが青色点滅します。
スマートフォンに表示された機器名の中から「SCR-B7」をタップします。
接続が成功すると、信号音が鳴ります。
これで接続操作は終了です。
2回目以降のBluetooth接続は自動的に接続されます。
万が一再接続されないときには、上記の初めて接続する手順に従って再接続してください。
音質のコントロール
接続したメディアの音質のコントロールはBASSとTREBLEのボリュームつまみと、
BASSのつまみのオンオフによって調整します。
BASSは低音、TREBLEは高音の調整を行います。
昔風の音質で聞く場合はTREBLEを抑え気味に、
今の曲を今風に聞くのであれば、BASS、TREBLEともに全開にして、
BASSスイッチをオンにすると良いかもしれません。
また、スマートフォンにあるイコライザー設定を試してみましたが、
違いを感じることはできましたが、ラジカセ本体で行う調整よりも調整幅は少ないように感じました。
参考
今回使用したUSBメモリとマイクロSDですが、
データは何も入っていないブランクの状態のメモリにMP3の音楽データを入れて再生しました。
誤作動を起こさないためにも、画像や動画などのデータが入った状態で再生をしないことをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
次回はお手入れ方法を紹介しますので、そちらも参照してみてください。